いくら”元ゴミ屋敷”といえど、ゴミが無くなれば普通の物件と変わりません。
元の所有者が住み続けたりすることもありますが、その場合はまたゴミ屋敷化する可能性もあるので、物件を手放したり取り壊して土地を売ったりすることが多いようです。
ただ、取り壊さずに物件を残した場合、ゴミの片づけはしてもニオイの処理が不十分である場合もあるらしく、また、近隣住民からしてみれば”元ゴミ屋敷”である事実は変わらないため、知らずに住み始めると風評被害も……といった具合に、すぐに買い手が付くような住みやすい家にはなり難いようです。
ちなみに、学習塾を開く予定の男性が賃貸契約を結んだ物件のニオイが酷く、不動産屋は隠していたが実は”元ゴミ屋敷”だった!!! なんてケースもあり、買い手のつきにくい事故物件とそう変わらない扱いになってしまうこともあるようです。